真冬のアッシジ&フィレンツェひとり旅(その2)
◆アッシジ編 世界遺産を独り占め!
12世紀に聖フランチェスコが生まれた町として知られるアッシジ。町の象徴でもある、サンフランチェスコ聖堂や、まわりの宗教施設は世界遺産に登録されています。
サンフランチェスコ聖堂はじめ、今回訪れた教会はすべて無料。ホテルから5分の距離だったこともあり、またとにかくやることもないので(笑)、二泊の間合計4回訪れました。
朝は九時には空いているので、人が少ない朝の時間帯がオススメです。二日目の朝は、自分以外は訪問者がいなくて、監視係のおじさまもグーグー軽いいびきをかいて寝てる(笑)という、独り占め状態になったりしました。
建築時期が異なる、二層式の構造。訪問した方のブログなどをみると、上階は天井が高く明るいのびやかな雰囲気、下階は少し重々しい雰囲気との記載もありましたが、真冬の時期だったこともあり、下階の方が壁も天井も絵がぎっしりと描き込まれた温かみのある空間の用に感じました。
ジョットーやチマブーエ、シモーネマルティーニなど巨匠の壁画が、ガラスもプラスチックの覆いもなにもなく、生ですぐ近くで見られるのが、本当に貴重な体験です。背景の澄んだ青色が印象的でした。
☆時間があったら、ぜひ!
- 私は寒すぎていかなかったのですが(苦笑)、夜のサンフランチェスコ聖堂はライトアップされてとても幻想的だそう。
- 聖堂内に2ユーロをいれると解説が聞けるマシンがあります。解説だけでなく、その間だけ自動でライトが付くのですが、壁画がとても明るく見えます!(逆にライトなしだと、とくに上の方はほぼ見えていないのがわかります、、)
- ピンク色の建物がきれいなサンタキアーラ教会、町の中心のミネルヴァ神殿内の青色の装飾につつまれた教会など、巡礼の地にふさわしい個性あるきら星のような教会たちも必見です。