前が向けないときの、道しるべの本
今週のお題「読書の秋」
家族のことでひどく落ち込んで、その言葉の通りに、まさに目の前が真っ暗になった時期が、数年前にありました。
その時に自分を支えてくれたのは、友人や家族と、カウンセラーの先生、そしてこの本です。
- 作者: 渡辺和子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 文庫
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渡辺和子さんのことはうっすらと知っていて、きっかけはテレビ番組(確か金スマ)に本人がご出演されているのをみて、Amazonで早速、話題の「置かれた場所で咲きなさい」を買おうとしたら、瞬間的に売りきれでかえず、、というややお恥ずかしい経緯で。
私がこの本を手に取るのは、元気でやる気に溢れたときではなく、何となくやる気がない、気持ちが落ちているなど、前が向けないとき。
渡辺和子さんが色々な著作で語った言葉が、366日の一日一日に当てられています。今日の日を引いてもいいし、パラパラっとめくってたまたま開いたページを読んでもよし。
渡辺和子さんの厳しく、そして慈愛にあふれた言葉が、少し顔をあげて世界を見渡す後押しをしてくれるような、そんな本です。
ちなみに今日、10月2日の言葉。
「今の私というものは、考えてみると不思議なほど、今を先だついろんな瞬間の積み重ねなのです。」