安藤裕子アコースティックライブ@中野
年明け早々のライブが、安藤裕子で嬉しい。
去年はミスチルのアリーナライブに、友達に連れて行ってもらったけれど、普段はほとんどライブには行きません。安藤裕子は唯一、たぶんコンスタントにライブごとに行っているはず。
同時代に生きててよかったなー、こんなにも歌にも共感するってあるんだな、と、ライブのたびに思います。
今日の二時間のライブは、ピアノとギターのみ、演出も最小限で歌をじっくり聞けたけど、本当にあっと言う間でした。名曲、のうぜんかつらとか、海原の月、あとフレッシュな新曲も。
年始だけど、今回のツアーとしては最後、ということで少し淋しくて終わりを告げるような、でも前向きで多幸感も溢れる素敵な時間でした。
死にたいと思うこと、ありませんか?
自殺願望がある人を、巧みな言葉でだまして殺人を繰り返した、恐ろしい犯罪が毎日ニュースになっています。
見るたび、暗いいやな気持ちになるけれど、それは自分にとっても気を抜くと引き込まれてしまう世界が、すぐそこにあることを、意識下で感じているからかもしれない。
かつて、心を病んだ夫は、毎晩死にたいと繰り返し言っていたし、自分も絶望的な気持ちに陥った夜は、そういうサイトを見たこともあります。
今日もそういう気持ちになりかけている。子供もいないし、家でも孤独だし、仕事もうまくいかないし、未来が見えない、なんだかすべていやになる。終わりにしたい。
誰にも相談できないし、この気持ちは共有できない。孤独。こんなときに、拠り所になる宗教を持っていたら、少しは気持ちが楽になるのに、と思ったりします。
なんで生きていかなきゃいけないの?の答えって、永遠に謎なんだろうなー。みんなどうやって、このもやもやを解決してるんだろう?
とりあえず夜中の2時過ぎだけど、私はお汁粉でも食べてみようかと思います。
「くるみ割り人形」と見た夢
11月の連休、新国立劇場バレエ団の、「くるみ割り人形」を観に。ホールは大きすぎずにどの席からも見やすく、駅近で便利なのもいいところ。くるみ割りといえば、クリスマスの日のストーリーですが、新国立では最近シンデレラをクリスマス時期にやるので、くるみ割りはちょっと先取り。
小野絢子さんという、可憐で優雅なバレリーナの方の公演を選ぶことが多かったけれど、今回はせっかく海外のゲストダンサーが王子様役をやるとのことで、もう一人のプリンシパル、米沢唯さんの回に。小野さんとはまた少し雰囲気のちがう、華やかで好奇心にあふれるクララでした。
幕が空いてすぐ、舞台装置から新しい!小さなクララの寝室が片隅にのぞく、ロミオとジュリエットのような演出。今回はロイヤルバレエ団にいた、ウエイン・イーグリングさんというかたの新振付、新演出ということで、全体的にモダンな振り。ストーリーもあいまいなところがなく、クララの夢をわかりやすく、わりと説明的に描いていました。子供のクララも大人が演じることがあったり、あまり踊りは踊らないクララバージョンもあるけれど、クララ含め子供たちがたくさん出てきて(人間役だけでなく、ネズミや兵隊も!)、しっかり踊ってくれたのも面白かったです。
現代版のストーリーはあまり好きではないけど、伝統を守りつつの新たな挑戦は、わくわくさせてくれていいなー、古典作品も観る楽しみが増えるなーと実感。一つだけ残念ポイント。いわゆる夢落ち、なお話しですが、夢から覚めたクララは今回の演出よりも、くるみ割り人形を抱いてうっとり、なほうが個人的には余韻が残って好きかな。
すずさんは、今日の私、明日のあなたかも「この世界の片隅に」
超高齢化、人口減少、増税、災害、終身雇用の崩壊、副業、貧富の格差、安全保障、テロの驚異、、 明るいニュースよりもなんとなくどんよりの近い未来予測。
明日、来年、オリンピックの2020年まではなんとなく近い将来のイメージは在るけれど、2030年は?50年は?だいぶ見えない未来ですね。仕事の関係で、最近未来予測の本を読んだりしますが、テクノロジーの未来は割と楽観的、でも少子高齢化、環境破壊、資源不足など、日々の生活については結構暗い未来。
まずは足元をきちんと固めて、近い未来を自分で決めて自分で生きていこう、と三回目の酉年を迎える今年いろいろと考えたり、模索したりしています。
その記録になればと、ブログのタイトルを変えてみました。
あれこれ考えるきっかけの一つが、年始にみたこの映画。自分の足元を見つめる、大切さを感じさせてくれる、本当に素晴らしい作品です。すず、という第二次大戦中の広島に暮らす一人の女性の小さな日常だけれども、同時に圧倒的に大きな宇宙を併せ持っている不思議。戦時中といストーリーもアニメーションも、主人公に命を吹き込むのんさんの声も本当にすばらしい。何度でも、人生の転機に、落ち込んだり自暴自棄になったときに、繰り返し見たいとおもいます。「この世界の片隅に」
甘辛とろっ、の最強コラボ「ぶたばら丼」
なんだか急に肌寒く、しとしと秋雨 が少し憂鬱な週前半、ぶたばらがどどんとのった、丼をランチに。
甘辛い味は、きんぴらでも照り焼きでも和食のど定番ですが、さらにとろっと脂身のあまい豚と、卵黄と、お好みでとろろまで!これが美味しくないわけないよねー、の見た目です。
美味しくかきこんで、お腹から元気に。明日は雨がやみますように。